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株式会社高島屋(たかしまや、Takashimaya Company, Limited)は、大阪府大阪市中央区難波五丁目1番5号に本社を置く、日本最大手の百貨店である。現在の登記上の本店は大阪店、南海難波駅に併設する。
南海が難波駅にターミナルデパートを開設するに当たり、現在地に大阪店を開設。 東京へは日本生命の建設したビルを借りて日本橋の現在地に進出、また相模鉄道と合弁で横浜高島屋を開設するなど主要都市の要所への大型店展開を成功させ今日の地位を築いた。 年商が1000億以上の店舗を複数持っている唯一の百貨店企業である。
日本におけるショーウィンドウを早くから導入したことで有名。
バラの花は、イメージフラワーとして包装紙など各所に用いられている。
1831年(天保2年) - 飯田新七が京都烏丸松原で古着・木綿商(屋号「たかしまや」)を創業。屋号は、飯田新七の養父儀兵衛が、近江国高島郡(現在の滋賀県高島市)の出身であることによる。
1919年(大正8年) - 株式会社高島屋呉服店設立。
1930年(昭和5年) - 株式会社高島屋と商号変更。
1995年(平成7年) - 横浜高島屋など、百貨店子会社5社を吸収合併。売上高は百貨店業界で日本一になる。
新宿店 100億円を投資し、2007年春までに全面改装を行う。
1916年に貿易部門は高島屋飯田となったが、1955年、丸紅と合併。丸紅飯田となった(1972年、再び丸紅と改称)。
丸紅は元々同根の伊藤忠商事共々住友銀行(現在の三井住友銀行)の融資系列下にあったが、高島屋飯田が戦後富士銀行(現在のみずほコーポレート銀行)の融資系列であったため、合併後の丸紅は芙蓉グループの中核企業となっている。
百貨店の島屋は三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)の「三水会」に参加していたが、上記の関係でみずほグループとも関係がある。
公式サイト(後述)で各店舗が「日本橋タカシマヤ」、「新宿タカシマヤ」などと表記されているように、一般に高島屋側は「高島屋(高島屋)」を「タカシマヤ」とカタカナでの表記を多用している。